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受験生必見!!内申点を最短で上げる方法!!

2020年9月29日学習方法(塾、オンライン、通信講座)

目次

喉から手が出るほど欲しい内申点 通知表はこう決まる!!!

10月に入ると受験が間近に迫ってきます。2学期の通知票をもらう時点ではあと内申点を「1」あげたい。いや、あと「3」あげたいなどこんなに内申点が大切なものなのかということを痛感する時期に入ってきます。

それでは、内申点をあげるにはどうすれば良いのでしょうか。

内申点のサンプル表

その前提として、中学校の通知表のつけ方について確認をしましょう。

「テストで90点をとったのに、通知表の評定は『3』のままだった‥‥」
「絶対評価では90点以上だったら『5』じゃないの?」

このような通知表に関する質問を生徒や保護者から受けることがあります。5段階の評定はどのように決まっているのでしょう。

まず、上の通知表サンプルの右端にある◎、○、空欄となっている評価の項目を見てください。(ABCの3段階で表記する学校もありますが、仕組みは同じです。)これを観点別評価と言います。通知表の「3」や「4」などの評定は、この観点別評価の組み合わせによって決まっているのです。

例えば、社会科なら上から「関心」「表現」「思考」「知識」の4つの観点について、「絶対評価」で評価されています。観点別評価は、「関心」のような授業中の発言の回数や調べ学習での取り組みから、「知識」のようなテストの点数まで、それぞれ◎、○、空欄の3段階で成績をつけます。そして、これらの組み合わせで次のように通知表の評定が決まっているのです(観点は教科によって異なります)。

■通知表の評定の決まり方の例
4つの観点の評価の組み合わせ(順不同)→通知表の評定
・◎◎◎◎、◎◎◎○→「
・◎◎◎_、◎◎○○→「
・◎○○○、○○○○、○○○_→「
・○○_,_、◎_,_,_→「
・○_,_,_、_,_,_,_→「
※同じ評価の組み合わせでも、学校や教科によって評定は異なります。

テストの点数が90点(「知識」=◎評価)で良かったとしても、「関心」などのその他の観点が普通(=○評価)だった場合、4つの観点の評価の組み合わせは「○○○◎」となり、通知表の評定は「5」ではなく「3」になってしまいます。つまり、単純にテストの点数だけで通知表の評定が決まっているわけではないのです。

したがって、通知表をもらったら、評定の数字だけでなく、評価欄もしっかりと確認するようにしてください。同じ「」でももう少しで「4」になるもののあれば、「2」に落ちてしまう危険性のあるものもあるのです。

その分析によって、その次の学期に何をがんばれがいいのかがわかってくるのです。

内申アップの秘訣に迫る!

社会科の場合、通知表の評定は「関心」「表現」「思考」「知識」の4つの観点がもとになっています。国語の場合は観点が5つだったり、英語は「話す・書く」「聞く・読む」などの観点があったりと、教科によってまちまちですが、どの教科も基本的には次に示した通りです。

■社会科の観点:評価される内容の主な例
関心・意欲・態度:授業態度、提出物、時事問題への関心
思考・判断:調べ学習への取り組み、テスト(理由を問う問題)
表現・処理:ノートのまとめ方、テスト(資料を読み取る問題)
知識・理解:小テストやテスト(知識を問う問題)                      


関心・意欲・態度
授業態度や時事問題への関心などが評価されます。授業中に積極的に発言したり、時事問題へ関心をもったりすることが大切です。時事問題は、普段から新聞を読んでおくこと。プリントや問題集など、提出物の提出状況も評価の対象になります。提出物は、しっかりやって期日までに提出しましょう。

思考・判断
調べ学習への取り組みなどが評価されます。テストではいわゆる記述問題という形で出題される問題が多く、「なぜ?」「どうして?」という問いかけに対し、「~だから」といった理由や根拠も説明できるようにしておきましょう。
表現・処理
ノートのまとめ方や資料を読み取る問題で評価されます。特にノートのまとめ方は、ただ黒板に書かれたことを写すだけでなく、ポイントになるところは色を使ったり図や表にまとめたりするなど、見やすくわかりやすくまとめることが成績アップにつながります。

知識・理解
主に小テストや定期テストで評価されます。しかし、テストでは知識・理解だけが問われるわけではなく、各観点から出題されるので注意が必要です。テストの問題用紙や解答用紙をよく見てみると「知識・理解」や「思考・判断」など、どの観点の問題かが書いてあることがあります。それぞれ、どの観点についてどんな問題が出題されているのかもチェックして対策を取りましょう。

社会科に限らず大切なことは、授業への取り組み、ノートのまとめ方、提出物の提出状況などが評価されることです。テストの点数も大切ですが、テスト以外のことも大切です。内申アップの秘訣はここにあるのです。

内申点をあげやすい科目って?

テスト勉強では、英、数、国、理、社といった主要5教科に大半の時間を割くのではないでしょうか。副教科に関しては、ほとんど勉強しないといった猛者も存在します。そのことを学校の先生もご存知です。

したがって、副教科のテストは範囲も少なく、基本的な事項ばかりが聞かれる傾向にあります。そこにチャンスが眠っています。学校で配れたプリントや教科書の該当部分をしっかりと読みこみます。授業で触れられたポイントなどもしっかりと確認していきます。そうすると、全く勉強をせずに受けてくる生徒よりも高得点をとることができ、より少ない労力で高い効果をあげうる可能性があるのです。

しかも、5教科をがんばる生徒はたくさんいますが、副教科を頑張る生徒は少ないため、5教科で同じ点数をとった生徒同士では、副教科の点数が良い生徒の方が5教科の評定も良くなる傾向があることは多い印象です。

受験科目ではないからという理由で敬遠されがちな副教科だからこそ、しっかりとがんばるとそのリターンは想像以上に大きいことをよく覚えておいてください。

2020年9月29日学習方法(塾、オンライン、通信講座)内申点,副教科,通知表

Posted by peroparo