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グリット(GRIT) 高い目標を成し遂げるやり抜く力とは?非認知能力④

2024年5月19日非認知能力

高い目標を成し遂げる人は、どのような特徴をもつのだろうか。

年の初めに、今年こそダイエットに成功しますように。外国語が学べますようにと誓いを立てても、1か月も経つと目標は崩れ、先送りにしてしまうのが、凡人たる我々共通の悩みだ。

目次

大谷翔平選手の活躍の裏にある能力とは?

しかし、2024年現在、アメリカメジャーリーグで2度のMVPを獲得し、ホームランキングにも輝いた、大谷翔平選手のような偉大な人物は高校時代から長期的な目標を立て、優れた実績を残す。

ただ、大谷選手も、ずっと順風満帆だったわけではなく、高校時代はかなり苦労している。

高校2年生に上がる直前の2011年3月、東日本大震災が岩手県の花巻も襲い、実家を津波で流されるチームメイトもおり、練習はままならなかったはずだ。

そんな中、初めて出場した甲子園も2年夏は初戦で敗退。3年春のセンバツでは、初戦で藤浪晋太郎投手(現ニューヨークメッツ)擁する優勝候補・大阪桐蔭高校と対戦。大谷が打ち込まれ、2対9で惨敗した。3年夏は県大会の決勝で敗れ、甲子園の土を踏むことさえ叶わなかった。

 今や大谷選手の代名詞となり、みんなが初めから当然のように応援していたように錯覚している二刀流だが、プロ入り当初は、関係者が口を揃えて、絶対に「無理だ」と大いに叩かれていたし、2023年の怪我をきっかけに打者に専念すべきだと要らぬ口を叩く者が多数いるのも事実である。

一般的なメンタルの持ち主であれば、途中で心が折れてしまうのが通常であろうが、大谷選手が強い信念を貫き、結果で現状を肯定させ続けてこなければ、前述の偉業はなかったように思う。

大谷選手の、このような取り組みの姿勢は、グリット(GRIT)という心理特性から捉えられるかもしれない。

高い目標をやり遂げる力 GRIT(グリット)とは?

ペンシルバニア大学のダックワース教授は、長期的な重要目標を成し遂げられるか否かという現象に焦点を当て、それを支える非認知特性としてグリットを提案した。

グリットは困難、失敗にもかかわらず、長期目標に対して示す「情熱」と「粘り強さ」と定義される。

グリットの高い人は、一度決めた目標に対して興味があちこちせず、数か月あるいは数年にわたって関心がぶれない傾向を持つという。度々大谷翔平選手に登場いただいて恐縮だが、彼は子供の頃からメジャーリーグでの活躍を夢に、体づくりだけでなく、人間性を高めるための取り組みなどを着実に進めてきたことが知られている。

また、グリットの高い人は、目標追求の中で困難や挫折に直面しても、あきらめずに粘り強く努力し続けられる能力も高いという。大谷選手にも様々な逆境があったと思うが、2024年開幕直後に発覚した、通訳の水原容疑者の窃盗事件も彼にとっては大きな逆境のひとつだろう。もし、大谷選手が真にグリット力に優れる人であれば、この逆境すら必ずや克服していくのだろう。

ここまでで、グリットが高い人の特徴はわかっていただけたのではないかと思うが、大切なのはここから。

あなたにはどれぐらいのグリットスコアがあるだろうか?あなたの目標が実現可能なのか否かを確認できる10の質問を用意しておいた。下のリンクから、さっそく挑戦してみて欲しい。

確認してみよう。あなたのグリットを10の質問で診断します。

いかがだっただろうか?

グリットスコアが高かったあなたは、ここでこの記事を終え、あなたの崇高な目標に向かって邁進してくれれば良い。しかし、あなたがもっとグリットを高める必要性に迫られたとしたら、その方法はあるのかという点について、もう少しお付き合い願いたい。

グリットを高める方法とは?

グリットを高める方法はあるのか?という問いに対して、結論から述べると答えは「ある‼」とお伝えしておこう。

これから述べることを実践に移せば、あなたのグリットは必ず高まり、あなたの目標は必ず達成できると断言できる。

それでは、グリットを高める方法をさっそく見ていこう。

グリットスコアが高い人は、困難な目標に粘り強く取り組むことのできる能力が備わっていると言われるが、なぜ挫折することなく困難な目標に取り組むことができるのか。

そこから考えてみたい。

例えば、大谷選手にとっての野球はどんな存在だろう。幼い頃に触れた野球が何よりも楽しく、将来は野球選手になりたい。そして、野球選手になるからには、世界最高峰のメジャーリーガーになりたい‼そのように感じていたのだろうか。

日本中の学校に大谷仕様のグローブを贈ったり、子どもの留学プログラムも開始したとのことなので、野球を通じて子ども達に夢を与えることが大谷選手の使命であり、役割だと感じているのかもしれない。

人間にとっての使命感や役割を果たすという感覚こそに、あなたのグリットを向上させる大きなヒントがある。グリットスコアが高い人は、その目標に向けての強い動機付けが見て取れる。

野球選手になって、活躍をし、子ども達に夢を与えることが、自分の人生にとって非常に「価値」が高いことであると感じられると、その目標に向けてひたむきに打ち込めるようになる。

大谷選手が高校時代にマンダラチャートを作成し、目標をひとつずつクリアしていったという話は有名だが、日々の些細なことの積み重ねが将来の大きなリターンにつながるということを実践しているような話である。

そうだとすると、グリットを高めるために、あなたは自分のライフワークとも言えるような強固で明確な目標を立てる必要がある。

まずは、強固で明確な目標を立ててみよう。

たとえば、オリンピックで金メダルを獲る。や億万長者になるなど、目標は達成することによって得られる価値が大きいほど、強い動機付けになる。

そして、世の中のありとあらゆることは、日々の細かいことの積み重ねの結果でしかないということを再度確認することだ。

既に結果を手にした人の業績を見ると、自分には到底マネできないと感じるかもしれないが、大谷選手が高校時代にマンダラチャートに書き込んだように、日々体力づくりのためにトレーニングを行い、運を引き寄せるために、ゴミ拾いや人の役に立つことを積極的に行い人間性を高め続けたように、毎日できる些細なことを、ただひたすら繰り返すことが、困難な目標を成功へと導く唯一の方法と言ってもよい。

あなたは、もしかすると自己啓発本などで、次のような方法論に触れたことがあるかもしれない。

「自分が絶対に達成したい目標を紙に書き、それを毎日朝起きた時と夜寝る前に声に出して読み上げるのである。」

しかし、それを実践したことがあるだろうか?目標を紙に書いてそれを毎日読み上げる、そんな些細なことで、目標が達成できるだなんてありえるのか?

仮に紙に書いたとしても、それを毎日毎日読み上げるなんて面倒くさいことはできるわけがない。

と思って、結局実践したことはないという人が大半ではないか。

しかし、大谷選手は、メジャーリーガ-になりたいという目標をきちんとマンダラチャートに書き込み、日々それを眺めながら、毎日できることを続けてきたし、今もなお続けているのである。大谷選手とあなたとの違いはそれだけにすぎない。

人間の脳は、非常に優秀なようで、肝心なところが意外と抜けていたりする。自分自身の大きな目標であるにも関わらず、目標を達成するためには、毎日地道に努力すべきであるということを、自分自身に言い続け、意識し続けなければ、忘れてしまうのである。三日坊主という言葉があるが、冒頭で述べたように、あれだけ痩せたい‼痩せるべきだと思ったはずなのに、なぜか暴飲暴食をしている自分がいる。自分で自分が怖いくらいだ。

おわかりいただけただろうか。

グリットを高める方法は非常にシンプルで簡単である。

まず、自分自身の明確な目標を決めること。そして、仮にあなたが、今までに何かを諦めた経験があるならば、今回の目標も忘れてしまうため、紙に書いて、朝晩声に出して読み上げることをおすすめする。

目標達成に必要だと感じる毎日を積み重ねを継続すること。

目標が定まったら、あとは実行あるのみ。同じ世界ですでに成功している先人の知恵や、あなた自身の経験から、目標達成のために、あなたが毎日欠かさず続けることができる些細なことを考え出し、実践することである。

大谷選手がメジャーリーガーになるために、ゴミを拾うと決めたように。

そして、あなたが挑もうとしている目標は、世界をも揺るがす強大なものであるから、成功までには困難や失敗はつきものである。たとえば、周りからの痛烈な反対や批判に晒されることもあるだろう。

プロ入り当初にバッターとピッチャーの二刀流を反対され、どちらか一方に絞るべきだと批判され続けた大谷選手のように。

しかし、困難や失敗は成功への一里塚であって、それらから学び、方法を改善することによって、着実にゴールへと近づいていることだけは間違いがない。

例えば、大谷選手が二刀流の選手として認められたのは、バッターとしても、ピッチャーとしても超一流の成績を残したからであって、どちらかが、人並みまたは、ただの一流の成績であれば、今の彼は存在しなかっただろう。

大谷選手は、二刀流の選手として認めてもらうために、プロのキャリアをいきなりメジャーリーグからスタートするのではなく、二刀流に挑戦させてくれるという日本ハムファイターズから始めている。

大谷選手には、高校卒業時にもメジャーリーグからもオファーがあったのだから、その時点でメジャーリーグに行っていれば、メジャーリーガになりたいという彼の夢はそこで実現していたことになる。

しかし、メジャーリーグを代表する今のような実績が残せていたかは、わからない。一見遠回りに見えるかもしれないが、日本球界で基礎を固め、十分な実績を持って、メジャーリーグに挑戦する方が、より大きな活躍ができると、高校生の大谷選手は冷静に分析した結果だと思う。

困難や失敗は成功への一里塚にすぎない。

繰り返すが、大きな目標を達成するためには、困難や失敗は必ずつきまとう。しかし、あなたに必要なことはそこからである。目標を達成するためにその時にすべきことは何かということを冷静に分析し、ただひたすらにそのことを実践し続ける。その先に必ず成功が待っているのである。

あなたの精神がこのような域に到達した時、グリットスコアも最高レベルに到達していることだろう。

さあ、はじめよう。目標に向かって毎日少しずつでいい。一歩一歩行動することで、グリットは高まり、成功を手繰り寄せることが可能となる。ここから、あなたの新しい未来がスタートする。

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Posted by peroparo