あの「ドラゴン桜2」でもおすすめの「スタディサプリ」。やみくもに勉強してもダメ!!まずはITを駆使して自分の弱点あぶり出しからスタート。
「ITを制する者は受験を制す!!」
時代は変わりましたね。夏を制する者は受験を制する!!といったフレーズは有名ですが、ITの時代ですね。
このセリフ、ドラゴン桜2での桜木先生のものです。
ところで、ITって何の略だ?というのがわからないほど、有名な言葉になりましたね。
毎日自分なりには勉強しているけれど、どうも成果があがらない。本当に勉強の方向が正しいのか迷っている。目指すべき志望校はできたが、レベルが違いすぎて学校の授業は全くそれに対応していない。だからといって近隣の塾を探してみても、有名な予備校があるわけではなく、トップ講師の授業を受けることはできない。そんな悩みに朗報です。ITの時代になったのです。受験は情報戦です!!今までは都市部に住んでいるか、地方に住んでいるかで、情報格差は想像以上に大きいものがありました。しかし、そんな情報格差はスタディサプリが埋めてくれます。
時代を変えた!!「スタディサプリ」
最近、塾の生徒や保護者と話していてよく聞くキーワードに「スタディサプリ」があります。自分自身も大学受験時代にお世話になった関正生先生も講師に名を連らねておられ、特に高校生が使用している印象でした。小学生は中学生は、チャレンジやスマイルゼミをやっていますという声はいまだに多数を占めますが、そんな中で、スタディサプリをやっていますという声が最近大きくなってきたように感じます。プロの目から見て、スタディサプリをどのように用いると効果的なのかについて、2週間の無料体験で実際に使いたおした感想もふまえてお伝えします。
スタディサプリは何が優れているのか。
論より証拠ですので、ぜひみなさんにも一度体験して欲しいと思いますが、2週間のお試しをしてみて、非常に驚きました。このクオリティのものに自宅にいながら触れられる時代が来てしまったかと。わかりやすい解説を目的として学習塾に通って来てくれているのだとすると、スタサプには勝てないのではないかと、塾の人間としては危機感を持ったのが正直な感想です。今回体験してみたのは、
中学講座というものです。そもそも、スタサプの紹介ページだけでも、学習方法や内申点のしくみなどが丁寧に書かれており、非常に勉強になると思います。また、前述の関先生が映像授業の使い方というテーマで話されていた動画をみつけましたので、貼っておきますね。
ある教科について学校で説明を受けたんだけど、よくわからないな。といったことはないでしょうか。また、せっかく塾へ行っているんだけど、どうもわかりにくな。といったことも実際あるようです。あってはならないことですが、実際にそういうご意見をいただくことがあります。そんな時、どうしていますか?説明のわかりにくい先生にもう一度聞く?友達に聞く?親に聞く?色んな選択肢はありそうですが、先生には聞きづらい、友達にはこんなこともわからないって思われたくない、親に聞くと喧嘩になるなど、悩みはつきませんね。
そんな中、スタディサプリは科目、単元などが細かく細分化されており、必要な部分だけをかいつまんで聞くことができるため、わからないものが出た時の辞書的な役割として非常に有用だと感じました。演習問題もついており、理解したことを定着される効果も狙われているようです。リクルートという教育とは縁もゆかりもない会社のサービスだったため、あなどっていましたが、今後は学習塾にとっても脅威になると感じました。特に、結論がどうなるかだけでなく、根本的な部分からの説明がされているところが強いと思います。
- 圧倒的低価格、月額1,980円(税抜)!
- 専用教材の購入の必要なし!自宅のパソコン・タブレットが塾になる!
- 月額たったの1,980円でプロ講師のわかりやすい講義動画で苦手克服から学習習慣の定着ができる
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- 5教科18科目1万本以上の講義動画はいつでもどこでも見放題
- ドリルの正答率で、ニガテなポイントを見える化。
- 子どもの学習記録を、保護者に知らせる機能も充実!
メリットを箇条書きにすると、上の7点にまとめられます。以前は月額980円で運営されていましたので、1000円も値上げ??とは思いましたが、このクオリティのものを2000円前後で受けられるのは脅威です。また、映像授業や通信講座はやらずにたまるという問題を含んでいますが、学習記録を親が確認することもできるため、きちんと学習管理をしておけば、やらずに溜まるといった心配も緩和できそうです。
中学講座なぜ、塾生はスタディサプリに一本化しないのか?塾と併用するのはなぜ?
こんなにいいものであれば、自宅でしっかりとスタディサプリを活用すれば、いいように感じたため、スタサプを受講している生徒に、塾を辞められないように留意しつつ、塾とスタサプって何が違うのって聞いてみました。その結果、確かにわからないところの動画を見たりすると、わかりやすい解説を聞けるものの、やはり動画では強制力がなさすぎると。塾で出された宿題をやっていかなければ、先生に怒られるなとか、テストの点数が良ければ、褒めてもらえそうだなとか、塾の先生たちと色々話すことで、がんばろうという気持ちになれたり、まずいっていう危機感をいただけたり、塾の役割をそういうところですと言われました。
スタサプ以上にわかりやすい解説が聞けるからとという答えを期待していた私としては、少しがっかりした部分もありますが、今後塾に通うことの意味は、こういう形にどんどん変わってくるのかな?という印象を持ちました。
同時に、スタサプ以外にも、YouTubeなどで無料の動画とかもたくさんあるけれど、そういうのは見ないの?と質問すると、それももちろん見ると。でもYouTubeは色んな人が色んなことを言うし、無料だと本当かどうかがわからない。それが本当かどうかを調べるのに余計時間がかかるから、有料のスタサプの方が大丈夫かなと思っているとのことです。
今どきの中学生、よく考えています。たしかにそうです。私も、YouTubeの学習動画などもよく見ますが、非常によくできているものもある中で、それ答え間違ってない?とかそんな説明されてもよくわかんかいでしょ?みたいなものも正直混ざっています。しかし、スタサプのものはほんの一部しか見ていませんが、内容的に疑義がある部分はきちんと排除している印象です。
ただほど高いものはないという言葉がありますが、大切な勉強の知識を無料動画に委ね、間違った知識を記憶し、試験で書いてしまっては、元も子もありませんので、学習においては、正確性を常に意識しておく必要があるのは事実です。スタサプはその点でも信頼がおけそうです。
ただ、勉強に対するモチベーションの部分や、学習管理といった面で自分をきちんと律することが難しい場合は、やはり学習塾と併用するのがベストかなというのが率直な感想です。
下に貼っているスタディサプリのリンクから、サイトに飛ぶと勉強に対してのためになる情報がたくさん書かれていますので、それだけでもまず読んでみるといいかもしれません。また、2週間のお試し期間もあるので、次のテストの3週間前くらいになったら、登録をしてみて、テスト勉強に使ってみるのもよいかもしれませんね。
受験生は、今から新しいものに手をつけると、慣れるまでに時間がかかったり、変な不安感が出てきたりしますので、あまりおススメはしませんが、受験が終わったら、中学生向け、高校生向け、あるいは大学生になっても使えるコンテンツはありますので、ぜひ試してみてください。
塾をやっていながら、スタディサプリの宣伝みたいな記事になってしまっていますが、これからどんどんこのようなコンテンツが出てくることは避けられないと思いますので、共存共栄を目指し、取り入れられる良いものは生徒にも勧めつつ、学力UP、成績UPを勝ち取る応援をしていきたいと思います。
追記します。地域による学習格差を認識していますか?
このスタディサプリの記事に対して、批判的な意見をいただきました。スタディサプリなんてやっても意味がないと。具体的には次の3点のような意見でした。
- 自分で計画的に学習を進められる理解力のある生徒だけなければ、活用は難しい。
- 解説だけ聞いていても理解不能。
- アプリの遊ぶ部分ばかりやり、学ぶべきところはなかなかやらない。
そもそも、何のための勉強をしているのでしょう。少なくとも日本では、学校を卒業すると、就職をし、金を稼がなければなりません。まったく収入がゼロならば、生活保護を受けたり、親兄弟、カモにできる他人に寄生して生きるなどの選択肢もなくはないですが、ある程度自由に生きるためには、金が必要な時代に生きています。そして、高卒と大卒で得られる生涯獲得収入の間には約6000万円の差があると言われています。
例えば、看護師の例を出しますが、高卒の看護師と大卒の看護師では、できる業務内容が違うそうです。大卒の看護師がどれだけ鈍くさく感じても、超えられない壁があるのです。同じ仕事をしても、給料は違うのです。こんな現実に耐えられますか?そうなるのが嫌であれば、最低限の勉強をする必要があります。
自分で計画が立てられない、理解力がない、という言い訳や選択をすることもその人の自由です。しかし、本当に勉強したいと望んだ時にどういう選択肢があるのか、それが重要です。
公立の小中学校は、市や町の単位で採択する教科書の準拠を決定するため、同一の市町村に住んでいれば、同じ教科書を使うことになります。しかし、副教材はそれぞれの学校の決定に委ねられています。たとえば、大通り一本隔てて、A中学校とB中学校に行った場合、その学校の方針で、問題集の難易度が違ったり、もう一冊別の問題集を与えられており、ものすごい学力差がつくということもあります。高校は成績で選抜されるので、その高校のレベルに合わして学習内容が異なることは構わないと思いますが、公立の小中学校は居住地で決まり、越境入学でもしない限り、選択の自由はありません。
そうであるにも関わらず、隣の学校で学習内容やスピードが異なるのです。もっと言えば、首都圏に配置される教師と地方に配置される教師はその能力、質が異なります。私立受験をする子どもの多い地域は、小さいころから応用問題を大量に解きますが、貧困層が多い学校では、非常に緩い教育がされているのが現状です。
それを埋めようと塾に行こうと思っても、そもそも田舎にはまともな塾がないことも多いですし、予備校も都市部にしかありません。また、仮に収録の授業を見ることができても、予備校のトップ講師の授業を生で受けるためには、都市部にある予備校に行かなければならないのです。これは、情報格差に他なりません。どこに住んでいるか、どこの学校に行っているかで、ものすごい情報格差があるのです。この情報格差が学力格差に結びついていることをご存じですか?
今行っている学校でトップの成績でも、日本全国で比べてたら、底辺である可能性もあるのです。しかし、そのことに本人は気づいていない。日本全国を対象とする大学受験の時になって初めて自分はできないということを目の当たりにして、愕然とする人々がどれだけいたか。しかし、その情報格差を埋められる技術がネット環境の整備なのです。片道2時間かけて東京まで出なければ聞くことができなかった予備校のトップ講師の授業が、スマホの中で受けられるのです。今までの情報格差を打ち破る革命と言わずして何と言いましょう。
誰にも負けない環境で勉強したいと望めば、それが手に入る時代になったのです。そこが、スタディサプリの画期的なところだという思いで、この記事を書きました。最先端の学習情報を手に入れたいと願っている人にこの思いが届くことを切に祈っております。
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